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9thNight
Endless
Nightmare

【オープニング−BL埠頭】

「不思議と意識はしっかりとしている」

「アイツの【声】は聞こえない……」

「ここにいるのは
 紛れもない俺自身だ」

「ただ……
 時間の感覚が麻痺しはじめてた。
 いまが何時なのかもよくわからねえ」

「どこまでも走っていける……
 そんな気がしてた」

「俺の中の【声】……
 誰にも聞こえない【声】……」

「難馬さんや藤沢先輩にも
 聞こえてたのかもしれない【声】」

「こいつの正体がわかるまでは
 誰にも相談はできない」

「万一、乗り移られたりでもしたら
 俺たちは……みんな……」

「……殺られちまう……」

「……『10年前の最速の男』……」

「……【声】は言った……」

「……箱根に行けば……
 ……なにかがわかる……」

「……俺に、ある手がかりは……」

「そんな不確かな予感……
 それだけだった……」


「SouthYOKOHAMA……
 ……俺たちのSTREET……」

「……この街ですべてがはじまった……」

「……疾走する俺たちの物語……」

「……俺がよく知ってるはずの街……」

「……だけど、今は……」

「……見知らぬ街角……」

「夜に包まれる幾多の人々……
 幾千の行き交う車……」

「……交わされる声は聞こえてるのか?
 ……俺たちの心に届いているか……?」

「……走りに飢えたハイエナ……」

「……そうさ……」

「……それが……俺……」

「……本当の俺なんだ……」

【オープニング終了】


【ベイラグーン埠頭】BAYLAGOON WHARF
≪<開始直後または首都高へ行った後>≫
赤碕
「俺の中の【声】は言った……
 『自分は10年前の最速の男だ』と」
「10年前の真実を知る者……
 HAKONEにいる織田……」
「藤沢先輩には何も答えなかった。
 ……何かを隠してる……?」
「HAKONEにいけば
 この【声】の手がかりがつかめる……
 そんな気がする」

≪<時間経過すると追加・一回目>≫
菜々子
「チャオ〜! 赤碕ちゃん!
 暗い顔なんてしないしない!」
「今夜は『関東最速UNIT』走行会の
 特別ゲストで呼ばれてるから
 あまり長居はできないのよ〜」
「うふふん、菜々子ちゃんも有名人!
 地道なRacePARTY主催の苦労が
 報われたってわけ」
「UnOfficialに参加するなら早く早くっ!」
  a)UnOfficialRACE ENTRY
  b)……PASSさ
<a)を選択>
→UORへ
<b)を選択>
→終了

≪<時間経過すると追加・二回目以降>≫
菜々子
「チャオ〜! 赤碕ちゃん!
 暗い顔なんてしないしない!」
「UnOfficialに参加するなら早く早くっ!」
 (以降選択・一回目と同じ)


【沢木コーナー】SAWAKI'S CORNER
「……BayLagoon最終コーナー……」

「沢木が事故ったコーナー……
 そして、藤沢先輩も…………」

「沢木……おまえが事故った
 あの時から……
 はじまっていたのか……」

「……悪夢のような現実が……」

「まるで……
 そうなるのが自然であるかのように
 目に見えないちからに
 引き寄せられるようにして……」

「Sil-14Qも……
 RS2000tbも……
 ステアはきれてった」

「藤沢先輩も……沢木も……
 何かを覚悟するかのように
 微動だにしてなかった」

「……恐怖を忘れたかのように……」

「高速域で抜き去る俺のウインドウ越し……
 …………あまりにも異様で…………
 その瞬間だけは鮮明に覚えてる……」


【ベイラグーンタワー】BayLagoonTower
≪<一回目・首都高に行く前>≫
赤碕
「…C-CARエアロの33式R…
 この辺りでは見かけたことが
 ないな……?」
(楠木)
「会いたかったぜ?
 SouthYK…BLRの赤碕」
<<分岐>>
(a.横浜GPで1位)
「横浜GP総合1位……
 横浜最速の男……」
赤碕
「………?」
(b.横浜GPで2位)
「横浜GP2位……
 藤沢亡き後……横浜最速の男……」
赤碕
「亡き後……だと…?」
楠木
「一度事故っちまった走り屋は
 以前のようには走れない……
 死んだも同然だ」
「2度とSTREETには戻れない。
 それが、走り屋淘汰の法則だ……」
赤碕
「………!」
<<分岐おわり>>
楠木
「自己紹介が遅れたな。
 オレはC1-RoadStarsの楠木。
 横浜GP・TOKYO代表……」
赤碕
「…楠木……」
楠木
「あんなお祭りRACE程度で
 うぬぼれるなよ」
「祭りで踊れるのは、しょせん
 MONKEY DANCE……」
「首都高は、STREETに張られた
 SPIDER'S NEST……」
「最高に速い獲物を引きつけ……
 そして二度と離しはしない……」
「そしてオレたち走り屋は、クルマという
 鋼のWEAPONで武装した
 STREET WARRIOR……」
「首都高は、戦場のHOTLINE……
 SPEEDに飢えたオレたちの
 最前線なのさ……」
赤碕
「…一体なにが言いたい……?」
楠木
「……最高の戦士は
 最高のパートナーを探してる」
「オレたちC1-RoadStarsは
 関東最速のメンバーをそろえ……
 そして首都高を征する……!」
赤碕
「………!」
楠木
「……『関東最速UNIT』……」
「TEAMの枠にとらわれない
 最強の軍団を結成するのが
 オレのPlanだ……」
「おまえもUnitMember候補の
 ひとり……」
「興味があったら今夜
 NewC1-HIGHWAYの
 DAIKOKU P.A.に来い」
「楽しみに待っているぞ…
 赤碕………」
 【楠木の車が去る】
<楠木にパッシングしてもセリフなし>

≪<首都高に行った後に一回目だと>≫
赤碕
「いらだちげにステアを切った跡……
 道に埋まるくらい深い
 タイヤの轍が残されてる」
「かなりのマシンスペックの車が
 この場所に停まってた……」
「おそらく、BLR……
 ……俺に……
 挑戦するために」

≪<二回目以降>≫
赤碕
「……C1-ROADSTARS……
 楠木蒲生……」
「『関東最速UNIT』……
 TEAMの枠にとらわれない
 最強の軍団……」
「集合場所は、HIGHWAY AREA
 DAIKOKU P.A.」
「HIGHWAYが完全に開通した……
 俺たちのAREAがすべて開放された
 ってことさ」
「新しい走り屋が現れ……
 生き残れなかった走り屋は
 消えていく……」


【第2氷川丸】HIKAWAMARU 2ND
≪<一回目・山田がいる>≫
赤碕
「山田……」
山田
「…………」
赤碕
「……どうしたんだ……?」
山田
「……おれ……
 チームやめようかなって
 思ったよ……」
「だけど…藤沢先輩、退院したとき
 BLRなくなってたら……
 どう思うかって……」
赤碕
「………」
山田
「な、赤碕。
 おれたちだけでがんばろ」
赤碕
「……チームなんて
 組まない方がいい……」
「……悲しみが
 広がるだけだ……」
「いまは、俺だけで
 やらせてもらう」
山田
「…赤碕……」
「でもさ……
 仲間がいれば
 励まし合ったり元気づけあったり」
「……広がるのは
 悲しみだけじゃないじゃんか」
赤碕
「死んでもいいのか……?」
「仲間のためなら
 おまえ、死ねるか?」
「命賭けられんのかよ!!」
山田
「…………な、なに
 言ってるんだよ……?」
「おっかねえよ……」

山田
「昨日……
 藤沢先輩と走ってた、って
 聞いたんだけど…ほんとなのか?」
赤碕
「……………!」
山田
「嘘だよな……ただの噂だよな。
 な、そうだろ?」
赤碕
「………………」

≪<二回目以降>≫
赤碕
「山田に指摘されるまでもない……
 事実は噂と相違ないからだ。
 おそらくは…………」
「…………そうさ……」
  a)昨日の事件に思いをめぐらす
  b)…………仕方ねえ
<a)を選択>
「昨日、俺は藤沢先輩と
 走ってた……」

「そうさ…………
 あの時走ってたのは
 確かに俺だった……」

「藤沢先輩は……
 俺の目の前で事故ったんだ」

「だが、その後……
 ……俺はどうした?」

「……事故の後だけじゃない……
 事故の前の俺の行動は………?」

「覚えてるのは……
 断片でしかない」

「そうさ…………
 沢木の事故の時も同じ…
 俺には断片の記憶しかない」

「……事故の前後……」

「……俺の見た情景……」

「……俺のとった行動……」

「……俺にわいた感情……」

「……何一つ、確かなものはない……」

赤碕
「冗談じゃねえ……!!
 俺は俺自身の気持ちさえも
 満足にわかっちゃいないんだ……」

<b)を選択>
→終了


【GSミラージュ】GS MILLAGE
≪<一回目>≫
「……難馬さんの元気な声は
 もう聞こえない……」

「思い出だけが残ったGSは
 普段通りに営業を続けてる」

「澱みなく……
 流れていく時間……」
(店長)
「よう! どしたの?
 寝不足かい?
 暗い顔しちゃって」
「あ、そうそう
 新しいバイトの子、決まってさあ」
「これでようやく一安心だよ」
(新人)
「えっと…… いらっしゃいませ!(ドキドキ)」
  a)GAME SAVE
  b)……PASSさ
<a)を選択>
「えっと…!? あっあの…………
 (うまくいくかな…………)」
→GS画面へ
「ふぅっ〜 よかった…………。
 えっと…… いってらっしゃいませ!」
<b)を選択>
「えっ…………!?
 あっあの……ごめんなさ〜い……」

≪<二回目以降>≫
(新人)
「あの〜 いらっしゃいませ!(ドキドキ)」
  a)GAME SAVE
  b)……PASSさ
<a)を選択>
「えっと…!? あっあの…………
 (うまくいくかな…………)」
→GS画面へ
「ふぅっ〜 よかった…………。
 えっと…… いってらっしゃいませ!」
<b)を選択>
「えっ…………!?
 あっあの……ごめんなさ〜い……」

≪<ゲーム再開時>≫
「ふぅっ〜 よかった…………。
 えっと…… いってらっしゃいませ!」

 <文頭・文末は「あの〜」と「えっと…」が
  ランダムに表示される>


【マリンタワー】MARINE TOWER
≪<一回目>≫
(名も無き走り屋 その1)
「BLR……
 赤碕……!!」
(2)
「死神だあ……!?」
(1)
「ひゃああ〜〜!!」
(2)
「……に、逃げろ!!」
 【名もなき走り屋たちが逃げていく】

≪<二回目以降>≫
赤碕
「俺の車を見て逃げ出した…………」
「名もなき走り屋…アイツらにとって
 俺は避けて通りたいような存在……」
 【赤い三連星登場】
(BLOOD REDS)
「ケケケッ!! BLRの野郎!!
 逃げ出すヤツもいれば
 おまえを歓迎するヤツだっている」
「俺たちWANGAN GALEの
 血塗られた3人衆BLOOD REDSが
 いつでも遊び相手になるぜ!!」
「断っておくが……これは余興だ。
 俺たちと本気で遊びたければ
 最高速STAGEのWANGANへ来い」
     COURSE:SouthYOKOHAMA
        LAP:1LAP
  CONDITION:DESTRUCTION
    WARRIOR:????????????
        ????????????
            ????????????
vs.Unknown
   Unknown
   Unknown
(WANGAN-GALE)
赤い三連星。
それは呪われた血統の象徴なのだろうか。
             HIGH SPEED DRIVING RPG

≪<逃走中の名もなき走り屋にパッシング>≫
(1)
「や、やめてくれ!!
 オレはまだ死にたくねえ〜〜」
(2)
「おまえとバトルと
 事故るって評判なんだよ〜〜」
(1)
「あんた…………
 藤沢とバトルってたんだろ?」
(2)
「じ、事故現場から
 逃げ出したんだろ!!」
(1)
「……誰にも言わないから
 見逃してくれよ!!」
(2)
「……あ、あばよ!!」


【旧港】ANCIENT BAY
≪<一回目>≫
「汚れた旧港……
 ANCIENT BAY」

「いまの俺にはなにが見えても
 不思議はない」

「……光の中にアイツの姿……」

「あの光………
 ……【声】が見せてたのか……」

「俺の中に入りこもうとしてた【声】が……」

「聞こえてたのは
 おまえの【声】だったのか?」

☆「……走る、最速の彼方へ……」
☆
☆「………そうさ、俺は………」
☆
☆「……『横浜最速の男』……」
☆
☆「……誰かがそう教えてくれた……」

(☆部分は走り屋ポイントによって変動します)

≪<二回目以降>≫
赤碕
「ANCIENT BAY……
 俺はここに来るのは
 一晩に一度きりにしてる」
「そんな風に決めてるんだ。
 ……なんとなくな」


【中華街】CHINA TOWN
≪<一回目>≫
三原
「ほんと……
 立河先輩にはお世話になったっしょ」
立河
「…………」
三原
「楽しいことも嫌なことも
 いろいろあったけど」
「横浜も走り屋も卒業……」
立河
「なにか他に……
 やりたいことでもあるのかい?」
三原
「……んとね……」
「かわいいお嫁さん……
 ほんとは夢だったんだ」
立河
「そう……
 いい人が見つかったのかい?」
三原
「相手は……
 これから探すっきゃないしょ」
立河
「ふふふ……
 まったく葉子らしいわね」
三原
「いやいや……
 それほどでもないっしょ!」
立河
「赤碕……聞いてたかい?
 今日のレースは
 葉子のラストランになるよ」
「同じYOKOHAMAの
 走り屋のよしみだ……」
「今夜は走っていくだろ?」
  a)ENTRYする
  b)……PASSさ
<a)を選択>
赤碕
「断る理由はない……」
<バトル後・勝っても負けても>
 【ポエムシステム発動】
三原
「みなさん
 いままで応援してくれて
 ありがと〜!」
「葉子は普通の
 お嫁さんになります……」
「どこかで会ったら
 いままでどおりに
 声をかけてほしいっしょ!」
 【ポエムシステム終了】
<b)を選択>
赤碕
「俺には関係のないことさ……」

≪<二回目以降>≫
赤碕
「元町Queen'sのメンバーも
 随分減ってるようだ」
「北横浜への道が開通した時の
 Queen's大移動……
 あの頃の半分もいない」
「CHINATOWNを夜毎訪れてた
 走り屋たちは、DRAG RACEに
 飽きちまったのか…………」
「HIGHWAY AREAの
 DAIKOKU JIMCARNAに
 流れてるって話だ」
「走りのスタイルに流行があるように
 RACEの人気にも流行り廃りがある」
「逆に言えば……流行に左右されない
 真に速いヤツはいまもCHINATOWNに
 残ってるってことさ」
「気分転換に走ってくか…………」
  a)UnOfficialRACE ENTRY
  b)……PASSさ
     COURSE:CHINATOWN DRAG
        LAP:1LAP
  CONDITION:TOURNAMENT1ON1
    WARRIOR:Wagon660R
             AND UNKNOWNS
<a)を選択>
→UORへ
<b)を選択>
→終了


【ジョニーズ元町】JOHNNY'S MOTOMACHI
≪<一回目>≫
(ウエイトレス)
「葉子ちゃん……
 バイトやめちゃうんだって」
「ひっどいと思わな〜い?」
(客たち)
「おいおい……スクープだぜ!
 BLRの藤沢の事故の話」
「走ってたんだろ?
 誰かと……」
「逃走したんだってな」
「最近、事故多いじゃんか
 POLICEもまじめに
 とりあわないって」
「その走ってたヤツがさ
 赤碕だって噂だぜ!」
「あいつも……
 Diablo Tuneなのかな?」
「めちゃくちゃ速いんだろ?
 ……Diabloって」
「10年前に一世風靡した
 幻のTuneSHOPだって噂だ」
「だけど、いくら速くたって
 死神にはなりたくないよな」

「……俺は……
 店を出るしか
 なかったんだ」

「あいつらに……
 なにを言ったところで
 変わりはしない」

「真実をつかめるのは
 俺一人さ」

「……たとえ、それが
 覚めることない悪夢のはじまり
 だったとしても……」

≪<二回目以降>≫
赤碕
「噂話に明け暮れるJOHNNY'Sの
 走り屋たち…………」
「俺は藤沢先輩と走ってた……。
 それは事実だ」
「何故、あんなことになっちまったのか?」
「そうさ…………
 真実は当事者にしか、わからねえ」
「俺が自分の手で
 どこかにあるはずの真実を
 つきとめなきゃならねえんだ」


【横浜スタジアム】YOKOHAMA STADIUM
(名も無き走り屋 その1)
「おばんです! BLR赤碕君!
 『死神』とか『悪魔』とか
 みんなひどいことをいってるけども」
「安心して、マイフレンド!
 ボクらは、無実を信じてますよ」
  <一回目のみ追加>
「これはマイフレンドの証です。
 すぐにうっぱらったりLostしたり
 しないでくださいよ」
BONUS REWARDS
『スタッドレスタイヤ SnowRoad』GET!!
  <追加部分終了>
(2)
「UnOfficialRACEは
 LightWeight&HeavyWeightが
 新開催だよ」
「今夜もENTRYするかい?」
  a)UnOfficialRACE ENTRY
  b)……PASSさ
<a)を選択>
→UORへ
<b)を選択>
→終了


【紅レンガ倉庫】REDRENGA WAREHOUSE
(黒服)
「ここから先は…………
 関係者以外、立入禁止だ」
「大事な道路工事の準備中でな……」
「おまえは…………まだ…………
 入れない」


【スペンサーズテストコース】SPENCER'S TESTCOURSE
≪<プリンスに勝っていない>≫
(オーナー?)
「今夜は、SPECIAL RACE!!
 SPENCER'S CHAMPIONSHIPが
 開催されてるのだよ」
「出走制限は、MAX POWER200ps未満。
 小型車に有利で純粋にドラテクの優劣が
 勝負の命運を決するというわけだな」
「TEST COURSEのプリンスと呼ばれる
 謎の走り屋も出走予定だから
 ぜひともキミも出場したまえよ」
  a)SPENCER'S CHAMPIONSHIP
  b)UnOfficialRACE ENTRY
  c)……PASSさ
<a)を選択>
SPENCER'S CHAMPIONSHIP
200ps−class
   Spencer's
   TEST COURSE
おれたち、出逢うのが運命だった。
偶然なんかじゃない。
熱い血をたぎらせ、息も絶え絶えに
Yokohama as Racing Lagoon !!
                    HIGH SPEED DRIVING RPG

<a)を選択・200psを超えていると>
「出走制限は、MAX POWER200ps未満。
 MachineCOMPLETEしてから
 出直してきたまえよ」
<b)を選択>
→テストランへ
<c)を選択>
→終了

≪<プリンスに勝つと>≫
謎の声
「テストコース……
 それは誰もが通過する儀式……」
赤碕
「だれだ?
 おまえは……」
プリンス
「私はテストコース最速……」
「テストコースのプリンスと
 呼ばれている男じゃん……」
赤碕
「どこかでその声……
 聞いたことあるような……」
プリンス
「き、気にしないじゃん……」
「……テストコースのプリンスと
 呼ばれている男じゃん……」
赤碕
「そ……
 ……そうか……」
プリンス
「……口止め料。
 これ、受け取るじゃん。
 これでプリンスと呼ぶじゃん……」
BONUS REWARDS
『エンジン CA30』 GET!!

≪<プリンスに勝っている>≫
(オーナー?)
「素晴らしい!! ファンタスティック!!
 ブラボー!! グレイト!!
 感嘆と賞賛の声を贈ろう!」
「今夜からキミが偉大なる
 テストコースのプリンスとなったわけだ」
「ようこそ、殿下!
 RACE ENTRY受付中であります!」
 <以降の選択はプリンスに勝つ前と同じ>


【大観覧車】COSMIC BIGWHEEL
≪<一回目>≫
由佳
「噂……嘘…だよね……?」
「昨日……
 病院も来なかったし……」
「携帯もつながらないし……」
「……心配だったんだよ。
 赤碕のこと……」
「箱根でなにかあったの?」
「箱根の夜から…………
 赤碕……
 変わっちゃった気がする」
赤碕
「……変わったのか?
 俺が……」
「わかりもしないのに
 勝手なこと言わないでくれ」
由佳
「……だって、赤碕
 なにも言ってくれないじゃない」
「ひとりで悩まないで…………」
「わたしたちだって
 なにかができる」
「話を聞いてあげることだって
 いっしょに悩むことだって
 そばにいることだって……」
赤碕
「……ダメなんだ」
「そんなんじゃ
 ダメなんだ……」
由佳
「赤碕、いなくならないで」
「みんな、いなくなっちゃう気がして」
赤碕
「……出会うから
 別れる……」
「……そういうもんだろ」
由佳
「でも……きっと帰ってくるよね!
 ねっ、赤碕!」
赤碕
「…………」
由佳
「……やさしい嘘もなしっ!
 大丈夫! 赤碕らしいよ」
「うん! 待ってる!
 わたし、待ってるから」
「ちょ〜っと、さびしいけど
 がまんするねっ」
赤碕
「なあ……
 いつものやつ、頼むよ」
「俺の車、見てくれ」

<<分岐>>
(a.0点〜100点?以下)
由佳
「うんっ!」
「赤碕のクルマは……
 ××点」      ※走り屋ポイントを表示
(b.100点?以上)
由佳
「うんっ!」
「赤碕のクルマは…………
 あっ…………」
赤碕
「……?」
<<分岐おわり>>
由佳
「……まだまだねっ!」
「こんなクルマじゃ……
 恥ずかしくて
 横浜最速なんて名乗れないよっ…」
「………でも、安心してっ!
 かわいいメカニックが
 ついてるからねっ」
「横浜最速にふさわしいクルマになるまで
 面倒見てあげるからっ!」
「だから……」
「……はやく帰ってきてね……」

≪<二回目以降>≫
赤碕
「……COSMIC BIGWHEEL……」
「……鈴木ともしばらくは会えない……」


【横浜国際病院】INTERNATIONAL HOSPITAL
≪<一回目>≫
「重い沈黙だけが……
 この部屋に満ちていた」

「なにひとつ……
 言い出せなかった」

「たとえば、ここが無人島
 だったとしても……」

「俺たちは…………
 ……永遠に……
 出会うことない」

「……そんな気がした……」
葵
「来て……くれたのね……」
赤碕
「葵さん…………俺」
「なんていったらいいか」
葵
「何も言わなくて
 いいのよ……」
「翔クン……。
 屋上、行かない?」

「それから起きたことは……
 不思議な出来事だった」

葵
「昔々の話……」
「恋の仕組みもわからなかった
 少女の頃の物語」

「……葵さんはなにかを
 話し続けてる……」

葵
「大切な人……
 好きな人がね……いたんだ」

「それが大事な話なのか……
 苦しさをまぎらわせるための
 どうでもいい話なのか……」

葵
「でもね……ある日
 突然にいなくなってしまった……」

「俺の耳に葵さんの話は
 聞こえてるのか……
 聞こえてないのか……」

葵
「交通事故でね……死んじゃった」

「絶えず、にごったフィルターの
 向こうから聞こえるような【声】が
 俺の聴覚を麻痺させてた」

「……冗談じゃねえ……」

「……これが【声】のすることなのか……」

「俺のかわりになにかを
 コイツが聞いてるのか?」

「……俺にできたのは葵さんに
 よけいな心配をかけないように
 適当に相づちをうつこと…
 ………それだけだった」

「俺に聞こえた最後の一言」

葵
「涙……。
 私、泣いてる……」
「ごめんね、翔クン」

「聞いていたふりをするだけでも……
 楽になったのかもしれない」

「そうやって自分を納得させる」

「ふたりっきりの病院の屋上から
 横浜の街が見えた」

「とめどなく広がってる夜の闇……
 ……点在する街の光……」

「俺の中の闇…絶望に抗しようとする
 ちっちゃな光……それを希望と呼ぶのか
 ……かすかに震えるように光ってる」

「そうさ、こんな風に思ってたんだ……
 ……希望なんて言葉を使って……」

≪<二回目以降>≫
赤碕
「葵さんは俺に何を話そうとしたのか?」
「俺の中の【声】が邪魔をしなかったなら
 俺にはなにかできたっていうのか?」
「……そうさ、葵さんの悲しみを癒やすのに
 必要なのは俺じゃない……」
「元気になった藤沢先輩が聞けばいい話……
 きっと、これでよかったんだ」


【藤沢のマンション】F'S MANSION
赤碕
「明かりの消えた部屋……」
「わかってる……」
「……当分、留守なんだ……。
 藤沢先輩のマンション…………」
「ひとりには広すぎる部屋。
 寝返りをうつ音の聞こえないベッド」
「そんな生活のひとつひとつが
 あの部屋にいたら
 押し寄せてくるのだろう」


【外国人墓地】GAIKOKUJIN GRAVEYARD
≪<奇数回目>≫
(名も無き走り屋 その1)
「なあ、『関東最速UNIT』の噂
 聞いたか?」
(2)
「C1-ROADSTARSの
 楠木ってヤツの話か?」
(1)
「そう、C-CARエアロの
 33式R使いだ……」
「キャッチセールスよろしく
 横浜で目立ってる走り屋に
 声かけまくってるって」
(2)
「今夜、C1-HIGHWAYで
 走行会なんだろ?」
「おれたちのチームからは
 石川さんが向かったらしいぜ」
(1)
「そういや……石川さん
 またクルマ買い換えたんだろ?」
「石川弟はおさがりのクルマもらえなくて
 最近、仲悪いらしいじゃんか」
(2)
「石川の車、DiabloTuneなんだぜ!?
 復活した伝説のTuneShopMade」
「店の場所からTuneのSPECから
 なにからなにまで謎と秘密に包まれた
 DiabloTune!!」
(1)
「あんにゃろめ!!
 どこで……
 Diablo情報を……?」
(2)
「はあ〜〜 どうでもいいけど
 おれたちって、人の噂話ばかりだと
 思わないか?」
(1)
「それって、自分に何もないって事……
 ちょっと悲しいよな……」
(1・2)
「はあ〜〜〜〜」

≪<偶数回目>≫
(1)
「それでも噂話はやめられない
 オレたち…………!!」
「自分が当事者じゃないってのは
 気楽でいいよな……」
「CheckItOut!!
 『Driver』の噂って聞いた?」
(2)
「なにそれ?」
(1)
「……オレもよく知らないけど
 WON-TECが集めてる
 プロのレーサー候補生のこと!!」
「これすなわち
 『Driver』だって……」
(2)
「なーーるほど……
 『D-Project』ってのは
 ただの噂じゃなかったんだ」
(1)
「スカウトが
 動いてるらしいんだよう!!」
(1・2)
「どきどき……
 (オ、オレのとこにも
   スカウトこないかな?)」


【本牧埠頭】HONMOKU WHARF
≪<一回目>≫
石川弟
「…………赤碕!!
 オレと走ってくれ…………」
「オレ……おまえに話さなきゃ
 ならないことがある……」
「…………オレ、間違ってた……。
 オレ、根っから純情だから……」
「『カタハ』の兄貴にはついてけない!
 兄貴のやってることは
 オレ、理解できない……」
赤碕
「おまえたち……………
 いったい何をしてきた?」
「おまえたちの『ショータイム』……
 それがすべてのはじまりだった。
 そうじゃないのか……?」
「見ろよ……ここ本牧埠頭……
 オレたちは代々この地をNRの
 たまり場として受け継いできた」
「それがいまじゃ……
 チーム辞めるヤツが多くて……
 どんどん仲間が減ってるんだ」
「オレ…………情けねえよ」
赤碕
「……いまのこの事態が
 おまえたちのショータイムの
 結果なんだろ……?」
石川弟
「ショータイム…………
 最初はただの兄貴の口癖だった……」
「兄貴は今夜、HIGHWAY AREAの
 『関東最速UNIT』の結成会に参加してる……
 今なら……おまえに話せる……」
「オレ……本当は早く話したくて
 しかたなかったんだ……」
「難馬の事故の前に
 山田に相談したんだけど……
 あいつじゃ、なにもできなかった」
「ごめんよ……赤碕……」
「だけど……オレ………
 まだ間に合うのか……わからない……」
「確かめたいんだ……取り戻せるかどうか……。
 オレと走ってくれ。おまえもCVCで……
 オレと同じCVCでバトルしてくれ……」
「な……頼む……最初で最後のお願いだ」
  a)挑戦を受ける……
  b)……PASSさ
      COURSE:HONMOKU
         LAP:2LAPS
   CONDITION:CVC BATTLE
     WARRIOR:CVC1600-S
<a)を選択>
「………ありがとな……。
 オレ、一生忘れないぜ…………
 おまえや山田のこと……」
☆
 CVC1600BATTLE

震撼する横浜
激動の潮風
     HIGH SPEED DRIVING RPG
<<分岐>>
(a.勝った場合)
 【ポエムシステム発動】
石川弟
「オレなんかと……
 本気で走ってくれてありがとよ……」
「思い出したぜ……
 走りはじめた頃のフィーリング……」
「走るのって……
 楽しいよな…………」
「さあ……今度は…………
 こっちがおまえのためになる番だ」
「なんでも聞いてくれよ………」
 【ポエムシステム終了】
→後述の【石川弟の告白】(b.負けた場合)
石川弟
「赤碕……たのむ……
 真面目に走ってくれ……」
「オレ……
 はんぱな走りじゃ…
 報われない……」
「もう一度だ……」
  c)挑戦を受ける……
  d)……PASSさ
 <c)を選択>
 →☆へ
 <d)を選択>
 →後述【石川弟の告白】の★へ

<b)を選択>
「どうしてもダメか……?」
  e)挑戦を受ける……
  f)……PASSさ
 <e)を選択>
 「………ありがとな……。
  オレ、一生忘れないぜ…………
  おまえや山田のこと……」
 →☆へ
 <f)を選択>
 「…………そうか……。
  今夜も気分が乗らないか…………」
 「わかった……オレなんかと……
  走るわけないか……。
  当然だよな……」
 「あばよ……赤碕……。
  山田によろしく伝えてくれ……」
 →後述【石川弟の告白】の★へ

≪<二回目以降>≫
赤碕
「石川弟はいまはもう……
 いない……」
「だけど、石川の兄貴の方は
 不穏な動きを続けてる……」
「あいつの『ショータイム』……
 終わらないってことなのか?」
(名も無き走り屋)
「UnOfficialRACEを
 捜してるなら」
「ENTRYは可能だぜ」
  a)UnOfficialRACE ENTRY
  b)……PASSさ
<a)を選択>
→UORへ
<b)を選択>
→終了


【石川弟の告白】
石川弟
「なあ……赤碕……。
 オレたち、これからどこかで
 たくさんの時をすごしてく……」
「たくさんの人と出会っては
 別れてくだろ……」
「全部は覚えてはいられないよな……
 きっと。
 オレみたいな馬鹿じゃさ……」
「だけど……オレきっと忘れない……
 今夜のバトルも……。
 オレたちが走った日々も……」
「さあ、約束だからな……
 何でも聞いてくれ……」
※
  a)『ショータイム』ってのは何だったんだ?
  b)沢木の事故の時には何をした?
  c)石川兄とBLR難馬に関係はあったのか?
  d)石川兄と桜木町GT川崎の関係は?
  e)石川弟とBLR山田の関係は?
  f)『関東最速UNIT』とは何だ?
  g)『Driver』について聞いたことは?
  h)『DiabloTUNE』の話を知ってるか?
  i)『声』について…………
  j)…………PASSさ
<a)を選択>
「ショータイム……最初は兄貴の口癖だった。
 おまえたちの仲間の由佳ちゃんをさらったのが
 オレたちのショーの開幕だった」
「覚えてるか……?」
「1stバトル…辻本が藤沢に負けた時
 オレたちは一気にNightRACERSを
 仕切れるチャンスだと思ったんだ」
「邪魔な沢木はいたけど……
 兄貴は行動が先走るタイプだ」
「一晩考えて、あの1stショー由佳ちゃん誘拐作戦を
 計画したんだ。………おっと安心してくれ!
 由佳ちゃんには、なにもしてないから」
「それどころじゃなかったんだ。
 由佳ちゃんを車に押し込んで
 オレたちは紅レンガ倉庫街に車を潜めた」
「そこに黒塗りのLIMOUSINEの
 一団が入ってきたんだ」
「オレたちは物陰に隠れて
 様子をうかがってた」
「LIMOUSINEの中から降りてきたんだ。
 サングラスした外国人と中年男……
 あとは恐そうな感じの黒服の男達だった」
「『MONEYの匂いがする』
 兄貴はそういったんだ」
「兄貴は金になりそうな話には敏感だから
 バイトだって楽でおいしいやつしかしないし」
「とにかく……オレたちは身を潜めて
 近づいた…………つもりだった」
「その黒服のいかにも悪役然としたヤツに
 見つかっちまったんだ」
「……セメント漬けのドラム缶……
 横浜港に沈む……」
「そんな想像が思い浮かんだ……オレたちは
 逃げ出そうと兄貴のGRA-Siに
 乗り込んでエンジンをかけた」
「だけど……遅かった……。
 オレたちの車はLIMOUSINEに
 囲まれちまったんだ」
「車から引きずり出されて
 オレたちは覚悟を決めた」
「…………ところが
 サングラスの外国人が言ったんだ……」
「『NightRACERS……走り屋か?
  君たちは……』と」
「……『BLRの赤碕という名前を
 知っているか?』って……」
「おまえの名前が出てきて面食らったけど
 オレたちは意味もわからず
 知ってるっていう事実を答えた」
「そしたら……ソイツは言ったんだ……」
「『とても率のいいバイトがあるんだが
 君たち、興味はありませんか?』ってね」
「最初はなんのことやらさっぱりだった。
 どう考えたってヤバイ話だろ?」
「そいつらはニコニコしてたけど
 目は冷たい感じですわってた」
「究極の選択……
 断るのも地獄……受けるのも地獄」
「……ソイツが提示した金額は
 べらぼうな額だった……」
「仕事内容は、簡単だった。
 友達の走り屋を紹介するだけでいいって
 いうんだ」
「速いヤツ……だが、記録が伸び悩んでるヤツを
 探してるって言ってた」
「それともう一つ……
 特別BONUSがあったんだ」
「……おまえ……BLRの赤碕とバトる
 走り屋を紹介してくれたら
 さらに倍の報酬がもらえるっていうな」
「GET REWARDSルールの
 裏には汚いルートの金が回ってるってのは
 薄々感じてたぜ」
「走り屋RACEを巡る賭博……」
「つまり、新人のおまえが勝ち続ければ
 走り屋RACEの番狂わせさ」
「オレたちはソイツらと契約を結んだ……
 今思えば、悪魔の契約だ」
「それがオレたちのショータイムの
 本当のはじまりだったんだ」
→※へ

<b)を選択>
「信じてくれ……何が起きるかなんて
 オレたちはわからなかった…………」
「あん時の『ショータイム』ってのは
 おまえへの挑発の言葉だったんだ」
「おまえに真面目に走ってもらわなけりゃ
 番狂わせも起きない、オレたちも困る……
 そう思ってた」
「…………沢木…………
 アイツがもっとな…慎重なヤツだったら
 こんなことにはならなかった」
「……あいつのシャツには『単純』って
 書いてあってもおかしくない……」
「『速くなりたいだろ?』って誘ったら
 あいつは何の疑いもなくオレたちの誘いに
 載ってきやがったんだ」
「LIMOUSINEのヤツらが指定してきた
 場所に行かせた……
 オレたちのしたのは、それだけさ」
「そこでなにがあったのかは
 オレにはわからない」
「沢木が事故った時にはさすがにやばいって思ったけど
 届けられた現金を見たら、そんな気持ち……
 すっとんじまった」
「兄貴もオレも…………」
→※へ

<c)を選択>
「難馬の時も同じさ…………」
「おまえたちの代表決定戦の日程が決まった
 その晩にヤツらから連絡が入った……」
「『DiabloTUNE』……
 そう言えば、難馬は必ず乗ってくる」
「そうやって、言ってきたんだ」
「仕事は簡単だった。
 GSに行って難馬に『DiabloTUNE』の名前を
 一言告げた」
「あいつの目の色は変わった」
「そうだ……この仕事は楽な仕事さ。
 世の中には2種類の人間がいる」
「あくせくまじめにやって報われない馬鹿と
 楽してかせぐ時流に乗った一握りのヤツ」
「オレたちはそうやって自分たちの事を
 正当化した」
「なあ……
 世の中ってのはそんなもんだろ……」
→※へ

<d)を選択>
「HIGHWAYが開通すると
 オレたちは桜木町GTと接触した」
「GTの川崎……アイツは利用できる……
 走り屋RACEの賭博は、アイツのオヤジが
 牛耳ってる」
「GTの川崎は南横浜に進出を狙ってた。
 オレたちは北横浜に足がかりがほしい」
「……正当な取引……」
「目論見通り……
 アイツはアイツで甘い汁を吸い
 オレたちもその見返りを受けた」
「桜木町GTの川崎との関係はそれだけだ」
「アイツにはLIMOUSINEのヤツらの
 話はしてない」
「オレたちの切り札を
 みすみす手の内から手放すなんて
 馬鹿なまねはしないぜ」
「……って兄貴が言ったんだ。
 オレは黙ってるしかなかったんだ」
→※へ

<e)を選択>
「オレと山田はただのダチさ。
 最初の出会いは、BODYSHOPで
 廃車寸前の中古のCVCを取り合ったんだ」
「走りで勝負だ!!って…………
 ふたりとも免許取ったばっかでさ
 かわりばんこで助手席と運転席だぜ」
「オレたちふたりとも、笑っちゃうくらい
 遅くてな…………」
「低レベルなバトルの後は
 結局ジャンケン勝負さ」
「3回戦の死闘の末……
 山田が勝った……」
「アイツ……すげ〜嬉しそうな顔してたぜ。
 オレは、きっと
 すげ〜くやしそうな顔だったろうな」
「それ以来……
 アイツだけは気の合う走りの仲間。
 なぜだろうな……?」
→※へ

<f)を選択>
「TOKYOのC1-ROADSTARSが
 中心になった最速連合プロジェクト。
 今夜行われる走行会、たぶん失敗するけどな」
「兄貴にとっては
 TOKYOへの進出の足がかり」
「おそらく……そうなるだろ……」
<g)を選択>
「横浜GPを前後にWON-TECが集めてる
 エースドライバーの養成機関のことだ」
「実は……兄貴が選ばれたんだ……」
「関係あるのかわからないけど
 『DiabloTUNE』の車に
 乗り換えたんだ、兄貴は…」
「オレはやめた……もういいんだ……」
「オレ……馬鹿だからさ……
 ……オレ、このままで……
 ……いたいんだ……」
→※へ

<h)を選択>
「……詳しくはわからない……」
「オレたちが紹介した沢木や難馬の車は
 『DiabloTUNE』だった」
「そういう噂があるけど……
 オレたちにもわからない」
「兄貴の車は『DiabloTUNE』だ。
 めちゃくちゃ速くなったぜ。
 それだけはたしかだけどな」
→※へ

<i)を選択>
「…………声?
 聞こえるぜ」
「『どうしたんだ……?
 金のためなんかに走ってたんじゃないだろ?
 思い出せよ……あの頃の気持ちを……』」
「そんな心の……後悔の声が聞こえるんだ……
 オレ、わからなくなった。
 なんで、こんなことしちまったのか」
「オレ……貧乏チューンで
 CVCいじってた頃が一番楽しかった」
「コツコツとさ
 GET REWARDSしてな」
「なあ……赤碕?
 戻れるのか……オレ……
 あの頃の走りに……」
「戻れるのかな…………?」
→※へ

<j)を選択>
「もういいのか…………?」
「怒ってるのか……?
 ……それも無理ないか」
「でもな……これだけは信じてくれ。
 オレたちはなにもわかっちゃいない。
 ただ他のヤツより目立ちたくてよ」
「かっこよくなりたくてさ……
 ……それだけだったんだ……」

★
「……それきりだった……」

「石川弟に会ったのは……
 この夜が最後になった」

「……アイツはそれきり姿を消しちまったんだ……」

「10年前の走り屋たちのように
 ……走りを封印して……
 音信不通になっちまった」

「連絡がないのは元気な証拠だって……
 山田がさみしい顔して笑ってた」

「そうさ……裁くのは……
 俺たちじゃない」

「……すべてが終わって振り返れば……」

「……この夜の本牧埠頭・石川弟……」

「これからはじまる……
 俺たちの冗談にもならねえ
 4つの夜の最初の別れ」

「あまりに自然で……小さくて
 それとは気づかないくらいの……
 別れのひとつだったんだ」


【チューンショップスペンサー】TUNESHOP SPENCER
【ワカバ銀行】WAKABA BANK
【ボディショップムラオカ】BODYSHOP MURAOKA
→セリフなし


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