【箱根に到着】   <<オープニング開始>> (名も無き走り屋 その1) 「おい! 見ろよ!!  『横浜最速』の赤碕だぜ!!」 (2) 「スッゲー!!  横浜の2TOPがそろったのかよ!」 (1) 「今夜はピカイチのバトルが見れるぜ!!  オレたち得しちゃったよな!」 (2) 「帰るのなんてやめたやめた!  ギャラリーポイントへGO!」   <<オープニング終了>> 【箱根料金所】HAKONE TOLLGATE (料金所) 「YOKOHAMAにお帰りですかい?」   a)GO BACK NorthYOKOHAMA   b)…………PASSさ <a)を選択> →北横浜へ <b)を選択> →戻る 【GSヴァリー】GS VALLEY (店員) 「不景気不景気…………  パチンコもでやしねえし……」 「…………チッ! なんだ客かよ」   a)GAME SAVE   b)…………PASSさ <a)を選択> →GS画面へ →終了 <b)を選択> →終了 【走り屋の温泉街】HASHIRIYA'S VILLAGE ≪<辻本ほかバトル中>≫ (名も無き走り屋 その1) 「見ました? 見ました?  あのドリフト……  YOKOHAMAのX1800」 (2) 「お〜〜〜〜!!  ありゃ横浜GPにも出てた  NightRACERSのリーダーだ」 (1) 「そいつあ、びっくり〜〜!!」 「どうりで、DDの3人じゃあ  相手にならないわけですなあ」 「ぼくたちがいきましょうか?」 (2) 「やめとけやめとけ!  新しいBODY  GETしたばっかだろ?」 (1) 「ほう!! それはそうだなあ〜  明日も朝早いしなあ〜」 (2) 「だけど……いつまでバトルする気なんだ?  あいつら……」 「こういうのは  誰かが止めないとな!」 ≪<辻本ほかバトル後・一回目>≫ (1) 「あ〜〜〜!!  おいっ!! 来ちゃいましたよ!!  車停めちゃいましたよ!!」 「どうすんだよう!!  赤碕だよ! 横浜GPの……!!」 (2) 「おまえ、さっき  バトルしたがってたろ!!  声かけてこいよっ!!!」 (1) 「えっ! だってぼく…………  明日朝早いし…………」 「ん〜〜〜〜〜〜〜!!」 「そうだっ!!  寝たふり!! 寝たふりだっ!!」 「ぐ〜〜 ぐ〜〜!!  (早くあっちいってくれ……)」 (2) 「ZZZZZZ………………  (なんだよ……   なんで俺まで……)」 ≪<辻本ほかバトル後・二回目以降>≫ (1) 「ぐ〜〜 ぐ〜〜!!  (早くあっちいってくれ……)」 (2) 「スピー…………スピー…………  ムニャムニャ……………」 (1) 「ZZZZZZ………………  (あっ!! こいつ〜ほんとに   寝ちゃいやがった……)」 【チューンショップウィンディ】TUNESHOP WINDY ≪<一回目>≫ 高橋 「ど〜だ? クルマの調子は?  聞いたぜ……藤沢の事故のこと……」 「……おまえさんはよく走った……。  横浜GP………おめでとうとも  言えなくなっちまったけどな……」 「そのことで……  おまえさんに話があるんだ……  横浜GPの夜の出来事の話だ」 赤碕 「横浜GPの夜…………?」 高橋 「ここじゃなんだ……  場所変えるか。ついてこいよ」   【ロープウェイに乗る】 高橋 「あん!? ど〜だ?  たまにはいいもんだろ?  ROPEWAYも…………」 「一緒に乗る相手がなあ。  ミニスカートの  ピチピチギャルならなあ……」 「おっ〜〜〜と  それはおたがいさまだよなあ」 赤碕 「話って何だ?  横浜GPの夜に何があった?」 高橋 「GP帰り……  おまえに貸したクルマをGARAGEに  運び入れた頃のことだ……」 「思わず声をかけちまったよ。  ごくろうさんってな……  正直、帰りの高速は危なかったんだぜ」 「目の前が曇っちまってよ。  ハナミズまで  とまらなくなっちまってな〜〜」 「WINDYの神棚にまつってある  最高級の日本酒で  ひとり祝杯をあげてたらな〜」 「店の前にでっけえLIMOUSINEが  停まったんだ」 「YOKOHAMAナンバーだった」 「中に乗ってたのは大男の外国人さんだ。  上物の上っ張りに、夜中だってのに  オレの顔よりでっかいグラサンをしてた」 「そいつが言ったんだ…… 『GP優勝コンガッチュ……ナントカ  あんたがクルマをTUNEしたのか?』」 「オレはほろ酔い加減いい気分で答えたね。 『おうよ!! オレのかわいい息子  みたいなもんでさあ』ってなあ」 <<分岐>> (a.横浜GPで1位) 「したらば、そいつは言ったさ…… 『DiabloTUNEを負かすクルマが   出場するとは、計算外でした』とな」 (b.横浜GPで2位) 「したらば、そいつは言ったさ…… 『DiabloTUNEと張り合う  クルマが出場するとは計算外でした』」 <<分岐おわり>> 「……そいつは確かに言ったんだ…… 『DiabloTUNE』ってな……」 「酔いが一気にさめちまった……  コップを落としちまってな……  上等な酒を無駄にしちまった」 「……オレは震えてたんだ……」 「質問はもうひとつあった……  織田の居場所を聞かれた……」 「オレは知らねえの一点張りだ。  LIMOUSINEは  そのままいっちまったよ……」 赤碕 「横浜GPに出場した中に  DiabloTUNEのマシンが  ENTRYされてたのか……?」 「俺にはわからなかった……」 高橋 「クソッ!!  いるはずねえ!!」 「あれは10年前に滅んだ悪魔なんだ!!」 赤碕 「DiabloTUNE……?  何故、そんなに恐れる?」 「ただの車なんだろ……?  ただ少しだけとびぬけて速い……」 高橋 「WINDYの神棚にまつってあるんだ…  オレのダチ公の写真……」 「風みたいに走るヤツだった……  WINDYの名前はそいつの走りから  とったんだ」 「10年前……オレたちは  DiabloTUNEの秘密を  調べてた…………」 「どうしたら……  あのとち狂ったように速いマシンが  組めるのか」 「選ばれた走り屋だけが到達できる  なにもかも秘密に包まれた  TUNE SHOP……」 「10年前の暑い夏の夜のことだ……  うだるように暑い夏の夜……」 「ダチ公からの電話だ。  DiabloTUNEの場所を  突きとめたって…………」 「……これから忍び込むんだっていうな」 高橋 「べらぼうに速いマシンをつくろうぜ……  オレたちのマシンを…………」 「……そいつの最期の言葉だ……。  それきり、そいつは戻らなかった」 高橋 「……ブルって逃げだしちまった  情けねえ男なんだ…オレは……」 「……オレの忘れもん…… 『オレとダチ公の   べらぼうに速いマシン』……」 「やっと果たせたと思ってた…  アイツとの約束……」 「クソッ!!  DiabloTUNE……!!」 「……2度と若いもんの走りを……  邪魔させねえぞ……」 「……赤碕……おまえたちに  同じ思いはさせねえぜ!」 「悔いなく走れ…………  オレは、正義の味方だぜ」 ≪<二回目以降>≫ →ショップの処理へ 【夜明け前の峠】TOUGE BEFORE DAWN ≪<辻本ほかバトル前>≫ (名も無き走り屋) 「ヘッヘッ……  走りに来たの?」 「ヘッヘッ……  山崎さんは横浜の金髪野郎に  ダンスの礼儀を仕込み中だ」  「またあとで、きてくれよ」 ≪<辻本ほかバトル後・一回目>≫ (名も無き走り屋 その1) 「ヘッヘッ……  今夜はいい夜だ……」 (2) 「見物のバトルが  目白押しだからな」 「おれたちのレースメニューも  最高にトリッキーでエキサイティングな  ヤツを用意してるぜ」 山崎 「ゴーゴーダンスダンス!」 「Let's UnOfficialRACE!」   a)UnOfficialRACE ENTRY   b)……PASSさ <a)を選択> →UORへ <b)を選択> →終了 ≪<辻本ほかバトル後・二回目以降>≫ 山崎 「ゴーゴーダンスダンス!」 「Let's UnOfficialRACE!」  (これ以降は一回目と同じ) 【天国の丘】HEAVEN'S HILL ≪<一回目>≫  【ポエムシステム発動】 「俺の目の前を2台の車が  通り過ぎてった」 「箱根の新旧の皇帝……  ……虎口と織田……」 「何かを確かめあうように……  激しい走り……」 「……藤沢先輩の事故……  おそらく既知の事実……」 「怒りや諦めを認め  走りにぶつけてる?」 「……そんなんじゃない……」 「走ることでしか信じあえない……  自分の走りを信じることでしか  癒やされない……」 「……走りを疑うこと……  それは世界の全否定……  これまで生きてきた人生のすべてが  無しになっちまう」 「……事故った仲間……  自分の影を重ねながら」 「……走り続ける……  影を振り払いながら……  その道の先へ……」  【ポエムシステム終了】 ≪<二回目以降>≫ 赤碕 「HEAVEN'S HILL……  今夜はうわついた車も  停まることを拒んでる」 「そうさ……あいつらの走り……  誰をもよせつけない」 「永遠のバトル……  星だけが見てる」 「この宇宙……消えゆく過去の星……  ……生まれ出る新星……  果てなき深淵…………」 「今夜……俺も……  あいつらと走る」 【走り屋の聖地】HASHIRIYA'S HOLYPLACE ≪<天国の丘に行く前>≫ 赤碕 「HASHIRIYA'S HOLYPLACE」 「織田は今夜も必ずこの場所に現れる。  話を聞くためには……そうさ……」 「バトルに勝たなけりゃならねえ……  その時が来るまで、峠を走り込む。  いまの俺にできるのはそれだけだ」 ≪<天国の丘に行った後>≫ 赤碕 「HASHIRIYA'S HOLYPLACE」 「虎口と織田……新旧の箱根の皇帝……  同じ思いを走りにぶつけてたのか」 「藤沢先輩の事故……  箱根にも伝わってる」 「この場所で俺を待ちぼうけてる。  ……いつまでも……」 「そうさ…………」   a)もう少しだけ……峠を走りこむ   b)…………会わなけりゃならねえ <a)を選択> →終了 <b)を選択> 「勝たなけりゃならねえ…あいつらに」   c)間違いはない……   d)……もう少しだけ、峠を走りこむ <c)を選択> →後述の【ふたりの皇帝】へ <d)を選択> →終了 【辻本と箱根DDの3人との  バトルの最中、ROUTE1を通ると】 (ギャラリーたち) 「あれ〜〜!  あれ〜〜!」 「うぉ〜〜〜!!」 「うそっ〜〜〜!!」 「キャーー!!」 「スッゲー!!」 「どひゃ〜〜!!」 「はあ………………」 「ひゃあ〜〜〜〜!!」 「BOOーーー!!」 「やんや!!  やんや!!」 (以上のメッセージが順不同で表示) 【横浜の2トップ】   (Route1を走る一団に    パッシング・バトル後) 加東 「ヘッヘッ……  横浜の2トップ!!」 木下 「やっぱ  伊達じゃないッショ」 山崎 「ああ……認めるよ。  僕たちの完敗さ」 加東 「ヘッヘッ……  地元でこんだけ負けたのは  はじめてだ」 木下 「あんたたち、はえ〜よ!  んとに、もう!  カッコイイッゼェイ!!」 山崎 「速い奴は無条件で  尊敬する」 「それが、僕たち箱根DDの  やり方さ」 山崎 「……Adios……」 加東 「ヘッヘッヘッ……  ナイスランだったぜ」 木下 「オレはオノレの走りの愚かさを  思いしったッス!」 赤碕 「……横浜の2トップ…………」 辻本 「俺とおまえのことだゼ。  しばらくは、な……」  【ポエムシステム発動】 辻本 「先行くゼ! 赤碕!!  俺について来い!!」 赤碕 「辻本……無理に明るく  振る舞いやがって……」 「藤沢先輩に先導されて  走った道…………」 「いまは……  辻本と…………」 辻本 「……おまえとゆっくり話すのは  初めてだな……」 赤碕 「…………あんたたちは  いつだって俺の先を  走ってた……」 辻本 「俺たち……  沢木や藤沢と……  いつもこうして走ったゼ」 「互いに『横浜最速』を  張り合いながらな……」 赤碕 「……俺も加わったのか?  あんたの『R』…Rivalと  呼べる走り屋に……」 辻本 「そうさな……  いまは、おまえと走れて  単純にうれしいゼ」 辻本 「知ってるか……?」 「フロントウインドウから  見えるテールランプの列……」 「一番綺麗に見えるのは  雨の夜と涙の夜だ……。  ぼやけて、にじんでな」 「ずっと昔にサイドシートの女がな……  教えてくれた」 「当たり前のことだと  思ってたゼ……」 「いっしょに走る  誰かがいるってことが……」 「こんなに  大変なことだったなんてな……」 辻本 「馬鹿だよな……俺……  初めて気がついたんだ」  【ポエムシステム終了】 辻本 「HAKONEに来たのは……  藤沢や沢木の事故のことが  わかるんじゃないかって思ったからだ」 「赤碕……おまえも知ってるだろ?  ……DiabloTUNE……」 「復活した幻のTUNESHOP…………」 「藤沢や沢木の車は  DiabloTUNEされてた  って噂だ……」 「俺なりに調べたつもりだ。  石川のヤツからは  たいした情報はなかった」 「あいつは俺のことを避けてるしな……」 「だけどな……  桜木町GTの川崎を捕まえたゼ」 「わかったのは……  ……ヤツは無関係だってことだけだ……」 「川崎のオヤジは、俺たち  走り屋のGetREWARDSルールを  賭博RACEに利用してた」 「桜木町GTのTEAM資金が  潤ってるのは、そのためだ」 「最近、GetREWARDSの  金額があがってるのもアイツらが  後ろで糸を引いてる」 「わかったのは  DiabloTUNEとは無関係な  そんなことしかないんだ……」 「ちくしょう!!  俺、考えるのは苦手だ……  わからないんだ……」 「YOKOHAMAに  何かが起きてる……」 「あの街はいまに  戦争状態になるゼ」 「赤碕……  おまえもいろいろ嗅ぎまわってるって  風の噂に聞いた」 「YOKOHAMAの走り屋は  俺が守る!」 「BayLagoonRACINGも  俺に任せとけ!!!」 「おまえと藤沢が戻るまで……  山田や由佳が巻き込まれないように  面倒みるゼ!」 「俺、頭使うの苦手だから  それくらいしか役に立てない………。  すまない…………」 赤碕 「好きにしてくれ……。  俺にはやらなければ  ならないことがある」 辻本 「気の済むまで……走ってこい!  おまえも俺のRival……  最高の走り屋仲間だゼ」 赤碕 「妙なこと、聞くがな……」 「走ってるとき…… 【声】が聞こえることないか?」 「どこか自分の胸の奥底から  響くような【声】……」 辻本 「声……?」 「心の声みたいなやつのことか?」 「藤沢も同じことを言っていた」 「沢木もだ……」 赤碕 「沢木も……!?」 辻本 「走りは、独りのもんだゼ」 「どうしたって  自分と向き合うことが必要だ」 「極めればな……  自分と語り合うようなこともあるだろ」 「走りの中で聞こえてくる声………  ……そういう意味だと思うゼ!」 「俺……まちがってるか?」 「沢木は、ああ見えても  神経は細かったからな……」 赤碕 「辻本……あんたは 【声】が聞こえないか?」 辻本 「聞こえないな……  俺は細かいこと考えない。  無心で走るタイプだからな」 「……どうしてだ?  俺、わかってないのか?」 赤碕 「……なんでもないんだ」 「……気をつけろ……」 辻本 「じゃあな……赤碕……。  横浜でな……」   【辻本去る】  (天国の丘から再開) 【ふたりの皇帝】 「……10年前の真実…… 『横浜最速伝説』を知る  当時の走り屋……」 「…………織田を捜して  俺は走り屋の聖地を訪れた……」 「……藤沢先輩には言えない秘密……」 「こんなことになった今なら  聞かせてもらえる……」 「……そう思えたからさ……」 「………………だけど……  俺の前に現れたのは………………」 ★ 虎口 「藤沢……  あいつと俺は  戦友みたいなもんだった」 「なにがあったのかなんて  わかりゃしねえ」 「そんなことは関係ねえ」 「走るのに理由はいらねえ!!」 「だがな……ここは  箱根の峠だ」 「………速き猛者だけが  進むことができる……」 「それが箱根の走り屋の掟だ」 「俺の前に進みたければ  乗り越えて行け!」 「この先の道は、俺の道だ!  進みたければ、抜き去れ!」 「俺から奪ってけ!!  おまえのものにしてから行け!」 →虎口とバトル <<分岐>> (a.勝った場合)  【ポエムシステム発動】 虎口 「わかったぜ……行けよ……。  おまえの道だ」 「藤沢が言ったよな…… 『走りを感じる……   オレは孤独なんかじゃねえ』ってな」 「おまえの走りから  確かに感じたぜ……」 「…………前に走った時は  おまえの走りには何もなかった………」 「走りへ挑む激情も……  走りへの貪欲さも…………」 「いまは何かを覚悟してる……  必死だな…………」 「別人みてえな走りじゃねえか!!」 『このSPEED……』 『オレのSPEED……』 『10年前も……  いまも同じ……』 『………………オレは  ……おまえになる』  【ポエムシステム終了】 →(c)へ (b.負けた場合)  【ポエムシステム発動】 虎口 「まだまだ、この道は譲れねえ!!」 「進みたければ、俺から奪ってけ!!  おまえのものにしてから行け!!」 「……虎口に勝つまでは  織田とは話せない……」 「……それが箱根の走り屋の掟……」 「……抵抗したところで……  俺にできることはない」  【ポエムシステム終了】 →終了(次回挑戦時は★から) (c) <<分岐>> (x.織田と戦っていない) 『SPEEDをあげろ!  ぶっとばせ!!  ぶっちぎれ!!』 織田 「……なにブツブツ言ってる?」 赤碕 『織田ってのは…………  あんたかあ?』 『…………オレのこと  わかるか……』 『わかんねえだろうなあ……』 織田 「どうした……何言ってる?  その顔色に声……………  峠酔いでもしたか?」 赤碕 『…………気にするな……  10年前のJOKEだ』 『……時間がねえんだ…………  オレがこうしてられるのも  わずかしかねえんだ……』 『……無駄話をしてる  暇なんかないぜ……』 『織田さんよ、あんたに  聞きたいことがある……』 織田 「おまえに話すかどうかは……」 「俺と走ってから……………」 赤碕 『ハッ……くだらねえ  掟ってヤツかあ?』 織田 「…………おまえの笑った顔  はじめてだな……」 →織田とバトル (y.織田にすでに敗れている) ※ 織田 「…………懲りないヤツだな……」 「おまえに話す価値があるか  どうかは……」 「走る…………  おまえの真価を見せてみろ。  それだけで十分だ」 →織田とバトル <<分岐>> (d.勝った場合)  【ポエムシステム発動】 織田 「藤沢が事故ったってな……」 赤碕 『自分に勝てない弱いやつだった。  横浜最速……  偽物はしょせん偽物だ!!』 織田 「おまえにな……  老いぼれの話を聞かせてやる……。  藤沢には言えなかった話だ」 赤碕 『くだらねえ…………  懺悔の告白でも  オレにしようってのか!』 織田 「……俺は死ぬんだ………。  ……もうじきな……」 織田 「告知を受けた……。  ごまかされるより真実が  知りたかった」 「やぶ医者が見放しやがった……」 「それからだ……  俺がこの峠にもどってきたのは」 「俺は最後まで、走りきる。  限界の生命の重力のなかで  自分の生きる力を噛み締めながら」 「……ステアを握る  この手が朽ちるまで……」 「……道の上に倒れるまで……」 「…………倒れるときは……  このクルマのシートにもたれながら……」 「星を見るぜ。  峠のてっぺんからの星を」 「俺はどこに辿り着くのか……?  そこは俺だけの場所だ。  このクルマと俺だけの…………」  【ポエムシステム終了】 →(f)へ (e.負けた場合)  【ポエムシステム発動】 織田 「見込み違い…………ってヤツだ」 「おまえに話すわけにはいかない……」 「『横浜最速伝説』……  そんなもん忘れちまえ」 「……俺の声が戻った……」 「俺の中のアイツも  それきり……  黙っちまった……」  【ポエムシステム終了】 →終了(次回挑戦時は※から) (f) 織田 「俺は……10年間……  この気持ち……走りへの想いを  忘れようとしてた」 「10年もの間だ……長いよな……」 「当時の横浜の走り屋たち  俺の……戦友たちは……  みな、そうしたんだ」 「あの頃の走りへの思いを  無理矢理に封じ込めようとした」 「意識の奥底へ封印してた…  何を追いかけてたのか……  何事もなかったことにしようと…」 赤碕 『忘れなけりゃならねえ  理由でもあったのか?』 織田 「そうしなかったヤツは  みんな死んじまったんだ……」 「殺られてしまったんだ……」 「……なにが起きてたのか  わからねえままに……」 赤碕 『昔話はそこまでだ。  それだけなのか……  他にはなにも知らないのか?』 織田 「……手に負える相手じゃなかった……。  あの『最速の男』は……」 「当時の俺なんかじゃ……  とてもな……」 赤碕 『『最速の男』がおまえたちを  殺ったのか……?』 織田 「わからない……だがな…  アイツが殺ったようなもんだ……」 「……俺はそう思ってる」 赤碕 『10年前、『最速の男』と  張り合ってた走り屋……』 『あんたよりも  速かったヤツなら  わかるのか?』 『どこにいる!?』 『あんたよりも  速かったヤツは!?』 織田 「10年前の走り屋たちの  真実を知る者…………」 「……DiabloTUNEの凄腕  TUNERだった男…………」 「北だ…………」 「……北海道の山奥……」 「おまえが来ることは知ってた。  伝えるのが俺の役目…………」 「藤沢には言えなかった……  伝えないほうがあいつのためだと思った。  それがこの結果だ…………」 「それを後悔と呼ぶなら……  たしかにそうだ……」 「許されることはない…………。  俺はただ引きずって生きていく。  残りの人生を……」 「……それが俺へ課された運命……」 織田 「わかったなら……  ……北へ……走れ……  それがおまえの進む道だ……」 『………北へ………』 「俺の中のアイツが満足げに  つぶやいてた……」 「…………北へ」 「アイツは俺の中で……」 「…………聞いてたんだ」 「ちがう……!!!  俺が……聞いてたんだ……  アイツの話すのを……」 【精神世界へ】 『おまえはオレだ』 『何の不思議もない』 赤碕 「冗談じゃねえ……」 「おまえは……?」 ☆   a)おまえは俺を乗っ取ろうとしてるのか?   b)おまえはどこに向かってる?   c)10年前になにがあったんだ? <a)を選択> 赤碕 「おまえは……  俺を乗っ取ろうとしてるのか?」 『……………………』 赤碕 「なぜ……黙る?  どうして答えない?」 →☆へ <b)を選択> 赤碕 「おまえは……  どこへ向かってる?」 『………オレたちは………  …………北へ…………』 赤碕 「俺たちだと………!?  食えない野郎だ……」 「『北』になにがある?」 『……………………』 赤碕 「また……だんまりか?」 「そうか……わからないのか?  おまえにも  わからないことがあるんだな?」 「わからないから  答えられない……」 「おまえは……  知ろうとしてるんだな?」 →☆へ <c)を選択> 赤碕 「だいたい、おまえは……  知ってるのか?  10年前になにがあったのか?」 『……………………』 赤碕 「だんまりか……?  わからないんだな?」 「おまえは10年前の  『横浜最速の男』だと言った」 「だが、10年前に何が起きたのかを  知らない」 「そうだな……だから……  おまえは10年前に起きたことを  知ろうとしてる」 「それを知れば  おまえが……誰か……」 「どうして『こんなこと』に  なったのか、わかる……」 「おまえを……  自分自身を救うことができる」 「おまえは、自分を救うために  俺の中になんらかの手段で  入り込んだ……」 『……………………』 赤碕 「これも、だんまりか……」 「俺だけじゃない……  …………おまえも…………  わからないことだらけなんだな」 『……………………』 赤碕 「だけど……  10年前の真実がわかれば……  俺とおまえは、おさらばできる」 「あくまでも  その可能性があるというだけ  だけどな……」 →☆へ  <<a)b)c)を全部選ぶとd)の表示>>   d)俺が走るのをやめたなら…… <d)を選択(強制)> 赤碕 「おい! 俺がここで  走るのをやめたなら  どうするんだ?」 『……………………』 赤碕 「……他のヤツを探すのか?  俺に逃れる道はない……」 「おまえを止めなければ……」 「…………俺は……  おまえに……殺られる……」 「手のかかる野郎だな  ……おまえは……」 【The Night is COMPLETED】