5thNight ODDS Against 【プロローグ開始】 「……夢を見てたんだ……」 「……何度も見たことがある  仄暗い海の底の夢……」 「……深く暗い海の底に  光り輝く星のかけらが  眠ってる……」 「俺は……静かな波の層に  包まれて眠ってる……」 「光の明滅が  俺のまぶたを…意識を……  揺り動かす……」 「誰かの声が聞こえる……」 「……俺を呼ぶ誰かの声……」 「無意識の眠りから  解き放たれたかのように……」 「…………海の底で  俺は独り……  ゆっくりと目を覚ます……」 「……そんな夢さ……」 「……だけど、現実は…………」 「山田からの携帯の呼び出し音が  俺の意識を呼び覚ました……」 「……山田の電話は  おびえた声で告げた……」 「……難馬さんの行動が  気になるんだ、って……」 「……昨日の夜と朝の狭間の時刻……」 「NightRACERSの石川と  難馬さんが…本牧埠頭で  落ちあったっていう……」 「遅い者同志……  山田と奇妙な連帯感で結ばれた  石川の弟からの情報……」 「……信憑性が  どこまであるのか  わからねえ……」 「難馬さんと石川を  結びつける点も線も……  何一つ思い浮かばねえ……」 「…………だけど…………」 「……『ショータイム』……」 「石川の言葉が  脳裏をかすめた……」 「難馬さん……石川と会ったのが  事実だとしたなら  なにをしてた……?」 「……危険な誘いさ……」 「なにかの罠にはまりこんだのか……  断れぬほどの甘美な罠……」 「……冗談じゃねえ……」 「難馬さんが……  そんな馬鹿なこと  あるはずねえ……」 「……いずれにしても、今夜…俺たちは  バトルをしなけりゃならないんだ……」 「……勝ち目のない戦い……」 「……そうさ……  俺たち、誰にとっても……」 <<分岐>> (A.ドラッグレースに参加済み) →後述の【オープニング2】へ (B.ドラッグレースに未参加) 「NorthYOKOHAMA……  俺たちが向かってたのは  あの街のはずだった……」 「予定外のウインカーを出して  山田のCVCが停まったのは  CHINA TOWNの  でっけえ中華門の前さ……」 「にやけ顔の山田が得意そうに  俺に話をはじめたんだ……」 山田 「中華街DRAG RACE……  知ってるだろ?」 「エッヘン!!  おれ、ついに念願のMember'sに  なっちゃったんだよ」 「スゲーだろ?  いまお友達紹介キャンペーン中だからさ」 「特別におまえのこと  紹介してやるよ」 赤碕 「お友達…………?」 山田 「ま、細かいことは  気にしないじゃんか!!」 「中華街DRAG RACEは  元町Queen'sって  女の子だけのチームが運営してるんだ」 「Johnny'sのウエイトレスの  三原葉子ちゃんも入ってるんだぜ」 「な? ちょっとだけ走ってこうぜ」   a)ENTRYする   b)……PASSさ <a)を選択> 山田 「そうこなきゃな!」 「あっ! 立河さん!!」 赤碕 「……立河……?」 山田 「彼女が元町Queen'sのリーダー  立河唯さんさ!!」 立河 「なんだい、誰かと思えば  BayLagoonの……」 山田 「山田です! 山田健三です!!」 立河 「ああ、そうそう。……で?  今日は何の用だい?」 山田 「今日はダチを連れてきたんすよ」 立河 「へぇ、そうかい。  ……あんた……名前は?」 赤碕 「……赤碕だ……」 立河 「RACEに出るのかい?」 赤碕 「そのつもりさ……」 立河 「いいだろう。  どれ程のテクを持っているのか  見させてもらうよ?」 「……葉子!  お客さんの相手をしてやりな!!」  【三原葉子登場】  赤碕  「お前は……」  三原  「えへっ」  <<分岐>>  (C.三原に会ったことがない)   三原   「はっじめまして!    わたし、三原葉子っていいます!」   「元町Queen'sのメンバーで    Johnny'sのウエイトレスの    バイトしてます」   「お店にも遊びに来てね!」   「それじゃ    中華街DRAG RACEの    説明をするね」    【ドラッグレースの紹介開始】   三原   「わたしたち、元町Queen'sは    ここ、中華街を舞台にして    ドラッグレースをやってるの」   「1対1のTAIMANでバトルして    勝った方が、次に進めるという    トーナメント方式でね」   「勝てば、もちろん相手から    GET REWARDS    できるけど」   「トーナメントで優勝すれば    SPECIAL BONUSが    もらえちゃうのだ!!」   「まっ、そう簡単には    いかないんだけどね」   「それじゃさっそく    いってみるっしょ!」    【ドラッグレースの紹介終了】   →トーナメントへ   決勝で勝つと2夜の【立河唯登場】と同じ処理へ   終了後→後述の【オープニング2】へ  (D.三原に会ったことがある)   三原   「久しぶり〜!」   「わたしのこと、覚えてる?」   「ほら、Johnny'sで    会ったでしょ?」   「わたし、元町QUEEN'Sで    RACEしてるんだ」   「それじゃ    中華街DRAG RACEの    説明をするね」    【ドラッグレースの紹介開始】   三原   「わたしたち、元町Queen'sは    ここ、中華街を舞台にして    ドラッグレースをやってるの」   「1対1のTAIMANでバトルして    勝った方が、次に進めるという    トーナメント方式でね」   「勝てば、もちろん相手から    GET REWARDS    できるけど」   「トーナメントで優勝すれば    SPECIAL BONUSが    もらえちゃうのだ!!」   「まっ、そう簡単には    いかないんだけどね」   「それじゃさっそく    いってみるっしょ!」    【ドラッグレースの紹介終了】   →トーナメントへ   決勝で勝つと2夜の【立河唯登場】と同じ処理へ   <終了後>   「ひとしきり、RACEを楽しんだ後……    俺たちはCHINA TOWNを    あとにした……」   →後述の【オープニング2】へ <b)を選択> 山田 「なに言ってんだよ赤碕!  せっかく来たのに  もったいないじゃんか!!」 (三原) 「あっれ〜!?  ひょっとして山田くん?」 山田 「あっ! 葉子ちゃ〜ん!!」 (三原) 「やっぱり! 今日はどうしたの?  またギャラリーしに来たの?」 「たまには走ればいいのに」 山田 「今日はダチ連れてきたんだ」 「ほら、赤碕!  自己紹介自己紹介!!」 赤碕 「……赤碕だ……」 三原 「はじめまして! 三原葉子です!」 「元町Queen'sのメンバーで  Johnny'sでウエイトレスの  バイトもしてま〜す!」 「あ、そうだ!  今日は立河先輩も来てるの」 「紹介してあげるね!!」 「立河先ぱ〜〜い!!」 立河 「なんだい、誰かと思えば  BayLagoonの……」 山田 「山田です! 山田健三です!!」 立河 「ああ、そうそう。……で?  今日は何の用だい?」 山田 「今日はダチを連れてきたんすよ」 立河 「へぇ、そうかい。  ……あ、悪いけどあんたのCVC  ちょっと寄せといてくれるかい?」 山田 「あ、すみません  すぐ動かしますから……」 立河 「山田のダチ、ね……」 「あんた……名前は?」 赤碕 「……赤碕だ……」 立河 「ふぅん……」 「BLRだか何だか知らないけど  ま、腕の方も大体想像がつくよ……」 赤碕 「……?」 立河 「悪いけど、もう少ししたらアタシらは  BATTLEに出掛けなきゃ  ならないんだ」 「遅いヤツの相手してるヒマは  無いんでね……失礼するよ」 山田 「……あれ?  赤碕、立河さんは…?」 赤碕 「これからBATTLEさ……」 「……俺たちも行くぞ」 山田 「お…おい赤碕…!!」 「……いまは俺たちのRACEに集中したい……」 「俺たちは、CHINA TOWNを  あとにした……」 →後述の【オープニング2】へ 【オープニング2】 「中華街DRUG RACEを仕切ってる  元町Queen'sは  これからNorthYKで  桜木町GTとの対抗戦だっていう」 「横浜GPを控えて  どこのTEAMも  動き始めてた……」 「俺たちも……  急がなきゃならねえ」 「……NorthYKへの道……」 「ギアはOver Topに  入ってた……」  【NorthYOKOHAMAに到着】 「NorthYOKOHAMA  SpecialNight……」 「今夜、BLRの横浜GP代表が  決定する……」 「……特別な夜……」 「……俺は、徹底して  この街を走り込む……」 「……そう決めたんだ……」 「……見えない勝機を  少しでも近づけるために……」 「……DRIVING STREET……」 「……見知らぬ街を……  俺のものにするために……」 山田 「俺、寄るところあるから  先に行ってるよ」 「集合地点を間違えるなよな。  ばいばい!」  【山田去る】 赤碕 「BLRの代表決定戦は  高島臨海桟橋が  約束の集合地点になってる」 「……時間はねえ……」 「今夜はこの街……  NYKだけを走り込む。  そう決めたんだ……」 「そうさ……  後戻りはできねえのさ……」 【オープニング終了】