3rdNight PiecesOf Dream 【プロローグ開始】 「……夢を見てたんだ……」 「俺は炎の中を走ってた。  どこまでも……  熱さも感じねえ」 「……出口のない道を……  ……走り続けて……」 「……朝なんてこなけりゃいい……」 「……そんなことを  願ってたんだ……」 「沢木の事故が起きたのは  現実のことだった……」 「醒めちまった夜の現実に  ……俺たちは……  ……戻された………」 「一人の走り屋の……  いないこの夜に……」 「コーナーにかかる重力……  重くてステアも  まともにきれやしねえ」 「重いのは、生命……。  つなぎとめるのも  手放すのも……」 「……生命の重力……」 「気づいてなかったわけじゃないけど  俺たちは、そんなもんまで乗せて  走ってる……」 【BayLagoon埠頭にたたずむ赤碕の車】 「………俺の感情………  自分でもぼんやりとしか  つかめねえ…この想い」 「ぶつけられるとしたら  ただひとりさ……」 「……藤沢先輩……」 「この街のどこかで……  今夜も走ってる」 赤碕 「藤沢先輩を探してみる……  俺にできるのは  そのくらいのことだ」 【プロローグ終了】 →ベイラグーン埠頭からスタート 【ベイラグーン埠頭】BAYLAGOON WHARF <<開始直後>> 赤碕 「探してんのは……  藤沢先輩」 「……確認するのさ……  俺自身の気持ちを……」 <<少し時間が経つとUOR担当の二人が来る>> (名も無き走り屋 UOR担当1) 「あの〜 もしもし……  おばんです!」 (UOR担当2) 「やあやあ!!BLRの赤碕君!  今夜はBL埠頭におじゃましてるよ」 「RACEに参加するだろ?」   a)UnOfficialRACE ENTRY   b)……PASSさ <a)を選択> →UORへ <b)を選択> →終了 <<さらに時間が経つと鈴木も来る>> 赤碕 「なにやってるんだ?」 「こんな所をひとりで  うろつくな…………」 由佳 「…………」 赤碕 「今夜は、街の空気が  刺すように痛い……」 「わかるだろ?」 「なにが起きても  不思議じゃないんだ」 「お前は、チームのみんなと  一緒にいろ」 由佳 「みんな……  いなくなってて……」 「みんな……  ばらばらになってて……」 「探してたんだから!」 「心配だったんだから!  赤碕のことっ!」 「赤碕……やめないでっ!  走ること……」 「だって、くやしいじゃない。  わたしたちが悪いんだって  認めるみたいで…………」 赤碕 「……………………」 「いまは聞きたくねえ……。  ……そんな話」 由佳 「待って! 赤碕!  どうしてっ?!」 由佳 「……もう知らない……  赤碕なんか……」 <<由佳と別れた後>> 赤碕 「鈴木とは……  いま話す気分じゃない」 「俺自身の動揺を  悟られたくないのか」 「……そんなわけないさ……」 (名も無き走り屋 UOR担当1) 「あの〜 もしもし……  おばんです!」 (UOR担当2) 「やあやあ!!BLRの赤碕君!  今夜はBL埠頭におじゃましてるよ」 「RACEに参加するだろ?」   a)UnOfficialRACE ENTRY   b)……PASSさ <a)を選択> →UORへ <b)を選択> →終了 【第2氷川丸】HIKAWAMARU 2ND ≪<一回目>≫ 「昨日はここで海を見てた……」 「偽りの街なら  壊れちまえばいい」 「……昨日の海も……  昨日の……夜も……」 「波に揺れる……  虚構の現実だとしたなら……」 「壊すのは  簡単なことだったはずさ……」 ≪<二回目以降>≫ 赤碕 「………暗い海に  俺の言葉は吸い込まれて  消えちまう……」 「そうさ……  海はなにもかも飲み込んで  返るものはない」 「だけど……  それが海の優しさってやつ  なのかもしれねえ」 「今夜は、特に  そんな風に思えるのさ」 【ベイラグーンタワー】BayLagoonTower ≪<一回目>≫ 「沢木の事故ったコーナー……  BLTowerのサーチライトが  照らしてる……」 「いつもと変わらず……  虚しい光に  何の意味なんてありゃしねえ」 「……街の神話ってやつさ……」 「このタワーが着工停止になったのには  理由があるっていう……」 「沢木の事故が……  この街の大多数の人間にとって  そうであるように……」 「とるにたらない理由なんて  覚えちゃいられねえのさ」 ≪<二回目以降>≫ 赤碕 「沢木の事故ったコーナー……  BLTowerのサーチライトが  照らしてる」 「いつもと変わらず虚しい光に  何の意味なんてありゃしねえ」 【GSミラージュ】GS MILLAGE ≪<一回目>≫ 「……沢木の事故……」 「……俺たちの周りでは  確実に何かが変わってた……」 難馬 「……走り屋……。  おれたち  なにやってるんだろな」 「ただ車が好きでな〜……  いじってると楽しくてな〜  走ってると気持ちよくてな〜」 「そんだけだったのにな〜」 赤碕 「難馬さん………………」 難馬 「おっ!! 悪い悪い!!  変な話しちゃったな〜〜」 「さあ、今日も仕事だ〜!!」 「金かせいでな……  こいつを……  もっと速くしてやんないとな〜」 「このままじゃ……  終われないしな……」 ≪<二回目以降>≫ 難馬 「GSしとくか…………?」   a)GAME SAVE   b)……PASSさ <a)を選択> 「…………おう!  今夜もたっぷりな」 →GS画面へ 「気をつけて走れよ……」 <b)を選択> 「そうか…………」 「なあ、赤碕……  無理は、するなよ……」 ≪<ゲーム再開時>≫ 難馬 「気をつけて走れよ……」 【マリンタワー】MARINE TOWER ≪<一回目>≫ <ポエムシステム発動> 「忘れられる……  走ってさえいれば……」 「いらだちにも似た焦燥感………  誰もが、まぎらわせてた」 「鋭角に刻む……  えぐるように回る  エンジンの咆吼の中に……」 <ポエムシステム終了> ≪<二回目>≫ 赤碕 「痛みを一時忘れるための  DRIVING……」 「癒やされることなき疾走」 「そうさ……  わかっちゃいるんだ」 「だけど……  走るしかないのさ」 【赤い車がやってくる】 (名も無き走り屋 赤トンガリ髪) 「BATTLEの相手を捜してるのか?」 「どうだ? オレと10000RP賭けて  走らないか?」 COURSE:YAMASHITA LAP:1LAP CONDITION:10000RP BATTLE WARRIOR:???????????? 「もしキミが勝てたなら  10000RP獲れる」 「だが、キミが負けたときは  同じ条件でオレがキミのRPを  最大1万RPいただく」 「よく考えて返事したまへ……」   a)挑戦を受ける   b)……PASSさ <a)を選択> vs. Unknown Warrior Yamasita  STREET おれもおまえも フルスロットル 価値のある敗北なんて 路上には転がってないさ  (a.勝った場合)  「参った参った! オレの負けだ!   キミ!想像以上に速いねえ!   気持ちいい勝負だったよ」  「オレのRP大事に使えよな!   ではでは!」  (b.負けた場合)  「約束通り、キミのRPから   最大1万RPあるだけもらっておくよ。   ではでは!」 <b)を選択> (赤トンガリ髪) 「そうか……残念だな。  また次の機会によろしくな」 ≪<三回目以降>≫ 赤碕 「痛みを一時忘れるための  DRIVING……」 「癒やされることなき疾走」 「そうさ……  わかっちゃいるんだ」 「だけど……  走るしかないのさ」 【山下公園】YAMASHITA PARK ≪<一回目>≫ 「……YAMASHITA PARK……」 「今夜もアイツの車が停まってる……  ひとり、さまよう放浪者……」 山田 「おれ、こわいんだ」 「はじめてなんだ。  こんな気持ち……」 「こわいじゃんか。  クルマ乗るの……」 「笑っちゃうじゃんか……。  おれにはクルマしかないじゃん」 「だけどさ……」 「…………コーナーが近づくと…  いつもよりブレーキ  強くふんじゃうんだ」 「このままじゃ……おれ……」 「……赤碕  お、お前はどうなんだよ?」 赤碕 「どうって、なんのことだ……?」 山田 「こわいのかどうなのか…だよ」   a)こわい……?   b)……わからねえ <a)を選択> 赤碕 「ああ……こわい…………」 「そんなもんかも  しれないな……」 山田 「そ、そっか。  こわいのか……」 「そりゃそうだよな!  おまえもおれといっしょだよな」 「まかせとけって!!  おれについてくれば  大丈夫さ!」 →c)へ <b)を選択> 赤碕 「……よく、わからねえんだ……」 「自分の気持ちが…………」 「時々…………  わからなくなることがある」 「こわいなんて…………  簡単には言えないさ……」 山田 「な、な〜に言ってんだよ!!  やせがまんしちゃって!」 「ほんとはこわいくせに!!  お、おれにはわかるんだ」 →c)へ c) 山田 「やっぱり、おれがいないと  だめなんだよな。  おまえも………由佳も」 「そうじゃんか!!!」 「こんな時こそ  おれが頑張らなくっちゃだぜ!」 「藤沢先輩は、いつも見あたらないしさ。  どこ行っちゃったんだろ……」 ≪<二回目・一回目にa)を選択>≫ 赤碕 「山田は走るのがこわいって  言った」 「誰もが認めたくない事実。  あっさりと認めやがって」 「正直な野郎さ。  あいつなりの勇気ってやつ  なのかもしれねえ」 →d)へ ≪<二回目・一回目にb)を選択>≫ 赤碕 「簡単に言えやしないさ……  こわいなんて……」 「そうさ……  わからねえから走ってる」 「……確かななにかを  つかむために……」 →d)へ d) 【NRの名無し軍団が現れる】 (名も無き走り屋 NRザコ長髪) 「いけすかねえ!!  BLRの奴等……」 「沢木の仇は  とらせてもらうぜ!!」 vs. Unknown Warrior Unknown Warrior  (NightRacers) Yamashita  STREET 真夜中に轟く 最高のエクゾーストノーツ・・・ たまらなく興奮するのさ HIGH SPEED DRIVING RPG →バトルへ →終了 ≪<三回目以降・一回目にa)を選択>≫ 赤碕 「山田は走るのがこわいって  言った」 「誰もが認めたくない事実。  あっさりと認めやがって」 「正直な野郎さ。  あいつなりの勇気ってやつ  なのかもしれねえ」 ≪<三回目以降・一回目にb)を選択>≫ 「簡単に言えやしないさ……  こわいなんて……」 「そうさ……  わからねえから走ってる」 「……確かななにかを  つかむために……」